社員インタビュー

ー業務内容について教えてください。

シニアケア事業部とシニアケア事業部内のHRの責任者を行っています。13期(~2021年9月)までは西日本を、3年前までは東日本を管轄し、今期(2022年10月~)は全国を見ています。

ー全国を取りまとめられているということで、部下の育成の際に気をつけていることはありますか?

やはり「主体性」ですね。

受け身で仕事をするとパフォーマンスもそうですし、評価面でもそうですが面白くないというかどんどん内向きになっていくので、主体的に中から外に向かって能動的になることを意識していってもらうことが、一人一人の教育にもつながっていくと考えています。

ーひとりひとりがぶれないためには明確なビジョンやミッションを理解した上で主体性を持つことが重要だと思いますが、ビジョンやミッションを部内で浸透させるに何を行っていますか?

会議がスローガンや方針、期の数字面や全国の支店長にダイレクトに発信していく場になります。あとは全支店に情報共有をしていくのですが、東日本、西日本の責任者2人と協力して行っていきます。僕がダイレクトに発信するよりは彼らに発信していく方が良いと思っています。

ー事業部全体の強みを教えてください。

社内環境は非常に良いと思います。

例えば報告連絡相談もそうですし、情報の共有はきっちり出来ていて、一人で行っているのではなくチームが一枚岩になってやっていこうというところですね。

あとは、時代の流れに対応する力。トップダウン感もないため、みんなで考えていける状況にあると思います。フレキシブルに動いたり、判断力やスピード感がありますね。

ー事業が社会に対して、どう貢献していると思いますか?

僕らの仕事柄、求職者様をどんどん派遣していけば、それが自然と社会貢献につながっていると思っています。

介護人口の減少があったときに、いかに介護人材を増やすかもそうですし、働けていない一定の層の方達にも働ける場をご提供するということもそうですが、派遣すればするだけ社会貢献につながっていると思うので、そこをポイントにしていきたいと思います。

株式会社キャリア SC事業部 事業部長 筆本 貴哉

ー働いている方が辞めてしまわないことも重要かと思いますが、いかがでしょうか。

派遣なので、あまり辞めないでねというのも違うと思っていて、スタッフさんがある程度いくつか現場を見ていく中で、自分に合っていると思ったところで長く続けていただければと思っています。

辞めてしまわないようなフォローというよりは、ここは違うと思ったら、すぐこちらに情報をいただけるという関係性を築くのが重要かなと思っています。

そこは派遣のポジティブさで考えていって、現場が変わっても、最後の10件目で合っていると思ったらそこで続ければ良いと思います。

でも、やはり場面場面で弊社ではなく他社のサービスに行ってしまうことがあると、信頼関係が出来ていなかったり、うちのサービスにメリットを感じてもらっていなかったということがあるのかも知れないので、そこは気をつけていかなければと思います。

ー信頼関係を築くためにはどうすれば良いのでしょう?

自信をつけることですね。

コーディネーターと言っても、同行しているだけでなく、きちんとこう思うとかこうした方が良いのではなどの意見が言えて、場合によっては相手を導くようなことも必要だと思います。

人は自信のある人間についていくと思いますし、「こっちなんです」と言い切った方がみなさんもわかりやすいと思うので、まず第一歩は自信をつけること、というのが皆によく伝えていることですね。自信をもってやってくださいと。

ーエリアだと競争が激しいですか?

介護施設は数が限られているので、東京や大阪は数多くあるかも知れませんが、地方にいくと少なくなります。

ただ、介護施設の数は少ないのですが、一つの施設にたくさん弊社のスタッフさんを派遣をして、売り上げが全国で3番目になっているような支店もあります。

営業には介護施設の間口を広げていって「とりあえずキャリアに声かければ」というふうに思ってもらいたい。そこも施設のご担当者様とキャリアとの信頼関係をしっかり構築していければと思います。

介護施設の中の方に入って現場の人にこうしてほしいというのはなかなか難しいのですが、

新しい取り組みとして常用型派遣という弊社で雇用した介護職の社員を現場にリーダーとして配置し、介護施設のスタッフさんのフォローを現場で行うサービスを考えています。

介護現場では教育体制がなかなか難しいですし、中まで見えないので、リーダーがスタッフさんを束ね、教育や管理を行うことは介護施設にとってもスタッフさんにとっても安心できる環境になるのではと思っています。